羽衣伝承・絹衣を身に付けた高貴な姫たちの出身地は筑紫
日本各地の「羽衣伝承」から見えるのは、政変があった時に滅びた王家の女性たちが、知り合いを頼って逃げ延びた話が伝わった、証拠ですね。逃げた先、たどり着いた先に「羽衣伝承」が生れた、となりましょう。風土記に残る「丹後半島の羽衣伝承」も、羽衣(美しい絹の衣)を身に着けた女性たちの話だと思います。
羽衣伝承の残る地域は、古代には滅亡した王家と関わりがあったと言えましょう。
その王家と関係の深い地域のひとつが、丹後半島だったのです。
天橋立で有名な丹後半島の根元に籠神社がありますが、その本宮は眞名井神社です。眞名井神社ですから、真の名は「井」だったのでしょう。「井」は大事なものだったということでしょうか。伊都国の「い」、糸島には「イ」の地名がありますね。井原(いわら)、井原山、いいじ、等々。
天橋立は九州の文化の入口でもあったのです。籠神社の伝世した漢鏡もその証ではないでしょうか。
天橋立の砂嘴の内側は「阿蘇海」あそのうみ、です。阿蘇(九州)の舟が出入りする内海の意味でしょう。世阿弥作の謡曲『丹後物狂い』にも、筑紫舟が出てきます。筑紫(九州)からの船が出入りしていた、中世にもその伝承があった。更に、謡曲『丹後物狂い』の主人公は磐井の某なのです。此処に「磐井」というゆゆしき氏名が出てきます。丹後半島が日本海を通して筑紫(九州)と深い関係にあった証拠でしょう。さらに、磐井某の子は天橋立から身投げし、そこを筑紫船に助けられて、九州の英彦山で修行をするのです。
阿蘇海の北の浜は、眞名井原と呼ばれていたそうです。
丹後半島の羽衣伝承は『丹後国丹波の郡、郡家の西北の隅に比治の里あり。この里の比治山の頂に井あり。その名を眞名井と云ふ。今はすでに沼となれり。この井に天女八人降りて来て水浴みき』と書かれています。
そういえば、大分県日出町に「日出の眞那井神社」があるのです。
こちらの名前の由来は定かではありませんが、日出=比治 眞名井=真那井 で表記がやや違っていますが、もとは「ひじのまない」でしょうか。
眞名井神社は出雲にもあります。出雲国風土記や延喜式に記された「眞名井神社」です。中世から近世は「伊弉諾神社」だったそうで、明治になって「旧号」に戻したそうです。何百年も我慢して「伊弉諾神」に従っていたのですか…
為政者の都合で祭神や社名が変えられるのはよくあることですし、合祀・遷座・遷宮、総社に集めるなどなど様々な紆余曲折を経て今日に至った神社が大半でしょう。
大化改新・律令体制・武家支配・明治維新の政変で、神祭りは変えられてきました。
ここで、羽衣伝承に戻りましょう。
風土記にもあった「比治と眞名井」には、不思議と羽衣伝説が絡んでいます。天女が天から降りて来て水浴をしている時、置いていた衣を隠されて天に戻ることができなかったという伝承です。紀伊国にも羽衣伝承があり、三保の松原にもあります。大阪にも千葉にもあるそうです。
その王家と関係の深い地域のひとつが、丹後半島だったのです。
天橋立で有名な丹後半島の根元に籠神社がありますが、その本宮は眞名井神社です。眞名井神社ですから、真の名は「井」だったのでしょう。「井」は大事なものだったということでしょうか。伊都国の「い」、糸島には「イ」の地名がありますね。井原(いわら)、井原山、いいじ、等々。
天橋立は九州の文化の入口でもあったのです。籠神社の伝世した漢鏡もその証ではないでしょうか。
天橋立の砂嘴の内側は「阿蘇海」あそのうみ、です。阿蘇(九州)の舟が出入りする内海の意味でしょう。世阿弥作の謡曲『丹後物狂い』にも、筑紫舟が出てきます。筑紫(九州)からの船が出入りしていた、中世にもその伝承があった。更に、謡曲『丹後物狂い』の主人公は磐井の某なのです。此処に「磐井」というゆゆしき氏名が出てきます。丹後半島が日本海を通して筑紫(九州)と深い関係にあった証拠でしょう。さらに、磐井某の子は天橋立から身投げし、そこを筑紫船に助けられて、九州の英彦山で修行をするのです。
阿蘇海の北の浜は、眞名井原と呼ばれていたそうです。
丹後半島の羽衣伝承は『丹後国丹波の郡、郡家の西北の隅に比治の里あり。この里の比治山の頂に井あり。その名を眞名井と云ふ。今はすでに沼となれり。この井に天女八人降りて来て水浴みき』と書かれています。
そういえば、大分県日出町に「日出の眞那井神社」があるのです。
こちらの名前の由来は定かではありませんが、日出=比治 眞名井=真那井 で表記がやや違っていますが、もとは「ひじのまない」でしょうか。
眞名井神社は出雲にもあります。出雲国風土記や延喜式に記された「眞名井神社」です。中世から近世は「伊弉諾神社」だったそうで、明治になって「旧号」に戻したそうです。何百年も我慢して「伊弉諾神」に従っていたのですか…
為政者の都合で祭神や社名が変えられるのはよくあることですし、合祀・遷座・遷宮、総社に集めるなどなど様々な紆余曲折を経て今日に至った神社が大半でしょう。
大化改新・律令体制・武家支配・明治維新の政変で、神祭りは変えられてきました。
ここで、羽衣伝承に戻りましょう。
風土記にもあった「比治と眞名井」には、不思議と羽衣伝説が絡んでいます。天女が天から降りて来て水浴をしている時、置いていた衣を隠されて天に戻ることができなかったという伝承です。紀伊国にも羽衣伝承があり、三保の松原にもあります。大阪にも千葉にもあるそうです。
さて、天女の出発地は何処でしょう。まさか、空の上ではありますまい。
ここで言えることは、彼女たちの出身地は「伝承地ではない」ということです。伝承地以外の他の土地から来たのです。
それも、天女が身に着けるような見たこともない衣を着ていたのです。つまり、その衣は絹でできていたでしょう。絹の産地か、そこから近い所の高貴な姫たちだったということです。
その女性たちは、様々な文化を伝えています。機織りもそうです。
丹後半島の奈具神社の姫は、土地の夫婦に頼まれて養女になり、様々なことを伝えますが、その中に酒造がありました。
それまで、口に含んで吐き出した飯を発酵させて酒を造っていたところに、新しい酒造法を伝えたようです。それは、麹を使った酒造でしょうか。おかげで夫婦は豊かになり、姫を不要として放り出しました。そこで、奈具村までたどりつき「吾が心なぐしくなりぬ」と言ったので奈具という地名になったという話です。
羽衣伝承と、新しい文化はセットなのです。
それは何処から伝わったかというと、答えは九州です。
しかし、丹後半島の人たちの答えは「半島や大陸から伝わった」となっています。
それはないとは言いませんが、より安全な港伝いに小舟でもいける地域が妥当な答えではないでしょうか。
絹の衣は奈良時代でも九州の税であり、特産品でした。万葉集の沙弥満誓の歌を紹介します。この人は、元明天皇が病気になった時、出家していました。大伴旅人の知り合いです。大宰府でふたりは再会しています。「梅花の宴」にも呼ばれました。その人の歌です。
沙弥満誓、綿を詠む歌一首(造筑紫観世音寺別当 俗姓笠朝臣麻呂也)
336 白縫 筑紫の綿は 身に着けて 未だは着ねど 暖けく見ゆ
「筑紫の綿」とは絹のことです。満誓はまだ着たこともない物でした。そうそうに都にもなかったのです。筑紫には弥生時代から絹の生産がありました。丹後半島には、羽衣伝承のあとに絹生産と機織りが入るのです。それが「丹後ちりめん」という伝統工芸品にまで高まったのだと思います。
今日の結論は、羽衣のような絹の着物を着た女性は、九州から各地へ出て行った。その理由は、故郷に戻れない事情があったからではないか。そのために入り込んだ地域に喜ばれるような技術を伝承した。しかし、よそ者には変わりはないので子供を残しても出て行かざるを得なかった。
羽衣伝承のある地域は、九州とつながりがあったと思われる。
(磐井の某の息子が修行したという成相寺)
では、沙弥満誓の他の歌も紹介しましょう。
沙弥満誓の歌一首
351 世の中を なににたとへむ 朝開き こぎにし船の 跡無きごとし
造筑紫観世音寺別当沙弥満誓の歌一首
391 鳥総立て 足柄山に 船木伐り 樹に伐りゆきつ あたら船木を
太宰府でどんなことに気づき、何を考えて、一生を閉じたのでしょうね。
この人はハンサムだったそうです。
では、又。
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ここで言えることは、彼女たちの出身地は「伝承地ではない」ということです。伝承地以外の他の土地から来たのです。
それも、天女が身に着けるような見たこともない衣を着ていたのです。つまり、その衣は絹でできていたでしょう。絹の産地か、そこから近い所の高貴な姫たちだったということです。
その女性たちは、様々な文化を伝えています。機織りもそうです。
丹後半島の奈具神社の姫は、土地の夫婦に頼まれて養女になり、様々なことを伝えますが、その中に酒造がありました。
それまで、口に含んで吐き出した飯を発酵させて酒を造っていたところに、新しい酒造法を伝えたようです。それは、麹を使った酒造でしょうか。おかげで夫婦は豊かになり、姫を不要として放り出しました。そこで、奈具村までたどりつき「吾が心なぐしくなりぬ」と言ったので奈具という地名になったという話です。
羽衣伝承と、新しい文化はセットなのです。
それは何処から伝わったかというと、答えは九州です。
しかし、丹後半島の人たちの答えは「半島や大陸から伝わった」となっています。
それはないとは言いませんが、より安全な港伝いに小舟でもいける地域が妥当な答えではないでしょうか。
絹の衣は奈良時代でも九州の税であり、特産品でした。万葉集の沙弥満誓の歌を紹介します。この人は、元明天皇が病気になった時、出家していました。大伴旅人の知り合いです。大宰府でふたりは再会しています。「梅花の宴」にも呼ばれました。その人の歌です。
沙弥満誓、綿を詠む歌一首(造筑紫観世音寺別当 俗姓笠朝臣麻呂也)
336 白縫 筑紫の綿は 身に着けて 未だは着ねど 暖けく見ゆ
「筑紫の綿」とは絹のことです。満誓はまだ着たこともない物でした。そうそうに都にもなかったのです。筑紫には弥生時代から絹の生産がありました。丹後半島には、羽衣伝承のあとに絹生産と機織りが入るのです。それが「丹後ちりめん」という伝統工芸品にまで高まったのだと思います。
今日の結論は、羽衣のような絹の着物を着た女性は、九州から各地へ出て行った。その理由は、故郷に戻れない事情があったからではないか。そのために入り込んだ地域に喜ばれるような技術を伝承した。しかし、よそ者には変わりはないので子供を残しても出て行かざるを得なかった。
羽衣伝承のある地域は、九州とつながりがあったと思われる。
では、沙弥満誓の他の歌も紹介しましょう。
沙弥満誓の歌一首
351 世の中を なににたとへむ 朝開き こぎにし船の 跡無きごとし
造筑紫観世音寺別当沙弥満誓の歌一首
391 鳥総立て 足柄山に 船木伐り 樹に伐りゆきつ あたら船木を
太宰府でどんなことに気づき、何を考えて、一生を閉じたのでしょうね。
この人はハンサムだったそうです。
では、又。
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| 370筑紫国造磐井の乱後の筑紫
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地図に引く祭祀線で分かる隠れた歴史
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2祭祀線で見る竹原古墳
3祭祀線が交叉する間夫という山
4祭祀線で知る筥崎八幡宮
5祭祀線で弥生王墓・吉武高木・須玖岡本
6祭祀線と平原王墓ラインから分かること
7祭祀線で読める八女丘陵の古墳のライン
8祭祀線で分かる高良玉垂命の目的
9渡神山から英彦山へ
10雷山の祭祀線
11羽白熊鷲と脊振山を結ぶ祭祀線
12祭祀線が明かす羽白熊鷲と古処山
13祭祀線が秘密を示す・九千部山と香椎宮
14国守りの山を祭祀線で考える
15神籠石が教えてくれる古代
16祭祀線で探る六世紀の都
17なぜか神功皇后伝説の空白地
18太宰府と大保と大分
19畿内に近い豪族たち
20魏志倭人伝に出てくる「大倭」とは何か
21七世紀の政変と天智天皇
22天智天皇の十年間
23日本書紀の中の日本
24唐書から見た倭国と日本国
25/26文林朗裴清が見た倭王
27倭の五王の行方
28倭国の空白
29筑紫城の最後
30山岳の名と歴史や文化
31国内最古の暦が刻まれた太刀
32祭祀線と阿蘇山と高良・高千穂
33筑紫舞(宮地嶽神社)
34志賀海神社の山ほめ祭
35栂尾神楽(宮崎県椎葉)
36祭祀線と神籠石から分かること(1)
37祭祀線と神籠石から分かること(2)
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39祭祀線と神籠石から分かること(4)
40祭祀線と神籠石から分かること(5)
41祭祀線と神籠石から分かること(6)
42愛宕山が見た早良国の光芒
43祭祀線が解く仲哀天皇の宮殿
44祭祀線がつなぐ江田船山と筑紫君磐井
45不思議な祭祀線・筥崎宮と太宰府天満宮
46祭祀線で結ぶ高千穂の峰から阿蘇へ
47祭祀線で分かる雲仙が守った首長
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49宮地岳(阿志岐)古代山城
50祭祀線を使った醍醐天皇の都の守り
51祭祀線で十世紀の国守り
52淡路国伊弉諾神社の祭祀線
53祭祀線で空海の霊力を知る
54出雲大社と熊野本宮大社の祭祀線
55祭祀線と大山古墳の謎
56天智天皇陵と天武天皇陵の祭祀線
57宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ
58石上神宮の視線(祭祀線)
59続石上神宮の視線(祭祀線)
60祭祀線で守る藤原京
61高松塚古墳の被葬者
62石舞台古墳と藤原宮の祭祀線
63あおによし奈良の都の祭祀線
64続・あおによし奈良の都の祭祀線
65継体天皇陵墓のラインを読む
66崇俊天皇の真実を教える祭祀線
67石城山神籠石の祭祀ライン
68式内社の偏りの意味
69最北の式内社・大物忌神社
70陸奥国の式内社の祭祀線
71尾張国の式内社の祭祀線
72紀伊国の式内社の祭祀線
73近江国の式内社の祭祀線
74但馬国の式内社の秘密??
75筥崎宮の「敵国降伏」その1
76筥崎宮の「敵国降伏」その2
77筥崎宮の「敵国降伏」その3
78筥崎宮の「敵国降伏」その4
79孝徳天皇の難波宮
80倭女王墓を教える香椎宮の祭祀線
81ブログのスタートに還る
82再度神籠石へ
83悲劇の好字
84船原3号墳の馬具
85飯盛山&こうやの宮
86奈良の長谷観音
87福岡の長谷観音
89古墳の祭祀ライン
90筥崎宮百八回目の神事
91 薦神社と宇佐神宮の祭祀線
92薦神社の不思議な祭祀線
93金富神社と鉾立山の祭祀線
94 金富神社と鉾立山の祭祀線 2
95 金富神社と鉾立山の祭祀線3
96宇佐神宮と北部九州
97宇佐神宮と北部九州・2
98北部九州のミステリー
102安心院の二女神社
101宇佐神宮と九州の神々
104安心院の佐田神社
386今城塚古墳の謎・物語が見えない
105大富神社と和気清磨と
106宮地嶽不動古墳
106宮地嶽古墳と石塚山古墳
107寄り道・邪馬台国
108ふたたび香椎宮
109倭国王の侵略
110瀬戸内の神籠石再び
111京都の守り・再び祭祀線
112都を守る天皇陵
113神となった斉明天皇の祭祀線
114天武朝の都の守り
115こんにちは万葉集
116大王は神にしませば
117太宰府・宝満・沖ノ島
118石人山古墳と王塚古墳
119基山とは何か
120九州国博「美の国・日本」
121博物館の『金印祭り』
122宮地嶽神社の筑紫舞
123寿命大塚古墳の被葬者
124宇佐神宮の呉橋を渡る
125「新・奴国展」博物館の諦め
126邪馬台国から倭国へ
127倭国を滅ぼした?国
128倭国の墓制
129?国の墓制・巨石横穴墓
130素材が語る古代Ⅰ・樟
131素材が語る古代Ⅱ・石加工技術
132箸墓は卑弥呼の墓ではない
133ホケノ山古墳
134邪馬台国シンポ・久留米
135阿蘇ピンク石の井寺古墳
136古代の土器焼成
137方保田東原遺跡の庄内式土器
138武士の祭祀線・徳川と足利
139大祖神社と志登神社に初詣
140猫大明神のネコとは
141熊本大震災
142光の道は祭祀線
143大汝小彦名の神こそは
144紀伊國に有間皇子の跡を訪ねて
145和歌山と九州の古墳
146有間皇子の墓は岩内1号墳か
147糸島高校博物館
148光の道は弥生時代から
150草壁皇子を偲ぶ阿閇皇女
151有間皇子を偲ぶ歌
152有間皇子の霊魂に別れの儀式
153有間皇子の終焉の地を訪ねた太上天皇
154 有間皇子は無実だった
155持統帝の紀伊国行幸の最終歌
156人麻呂は女帝のために生きた
157持統帝の霊魂に再会した人麻呂
158草壁皇子の形見の地・阿騎野
159草壁皇子の薨去の事情
160大津皇子の流涕して作る御歌
161天武朝の女性たちの悲劇
163持統天皇の最後の願い
164持統天皇との約束・人麻呂ことあげ
144有間皇子事件の目撃者
165天武大地震(筑紫大地震)678年
166高市皇子と高松塚古墳
167持統帝の孫・文武天皇の仕事
168額田王は天智天皇を愛し続けた
169額田王の恋歌と素顔
170額田王が建立した粟原寺
171額田王の歌の紹介
172糸島の神社
173高市皇子の妃・但馬皇女の恋歌
174高市皇子の死の真相
175草壁皇子の挽歌
176大化改新後の年表
177持統帝と天武帝の絆の深さ?
熊本地震・南阿蘇への道
178天武帝の霊魂は伊勢へ
179天武帝と持統帝の溝
180天智天皇と藤原鎌足
181藤原不比等とは何者か(1)
181藤原不比等とは何者か(2)
181藤原不比等とは何者か(3)
182鎮魂の歌集・初期万葉集
183元明天皇の愛と苦悩
184氷高内親王の孤独
185長屋王(高市皇子の長子)の悲劇
186 聖武天皇の不運と不幸
187難波宮を寿ぐ歌
188孝徳帝の難波宮を寿ぐ
189間人皇后の愛と悲劇
190間人皇后の難波宮脱出
191有間皇子と間人皇后の物語
192軽太郎女皇女の歌
193人麻呂編集の万葉集
194万葉集は倭国の歌
195聖武天皇と元正天皇の約束
196玄昉の墓は沈黙する
197光明子の苦悩と懺悔
198光明皇后の不幸と不運
199光明皇后の深い憂鬱
200大仏開眼会と孝謙天皇の孤独
201家持と橘奈良麻呂謀反事件
202藤原仲麻呂暗殺計画
203藤原仲麻呂の最後
204和気王の謀反
204吉備真備の挫折と王朝の交替
205藤原宮の御井の歌
206古墳散歩・唐津湾
208飛鳥寺は面白い
209石舞台・都塚・坂田寺
210石川麿の山田寺
211中大兄とは何者か
212中大兄の遅すぎる即位
213人麻呂、近江京を詠む
214天智天皇が建てた寺
215中大兄の三山歌を読む
216小郡市埋蔵文化財センター
217熊本・陣内廃寺の瓦
218熊本の古代寺院・浄水寺
219法起寺式伽藍は九州に多い
220斑鳩の法輪寺の瓦
221斑鳩寺は若草伽藍
223古代山城シンポジウム
224樟が語る古代
225 九州の古代山城の不思議
229 残された上岩田遺跡
231神籠石築造は国家的大事業
232岩戸山古墳の歴史資料館
233似ている耳飾のはなし
234小郡官衙見学会
235 基肄城の水門石組み
236藤ノ木古墳は6世紀ですか?
237パルメットの謎
238米原長者伝説の鞠智城
239神籠石は消された?
240藤原鎌足の墓
240神籠石の水門の技術
241神籠石と横穴式古墳の共通点
242紀伊国・玉津島神社
243 柿本人麻呂と玉津島
244花の吉野の別れ歌
245雲居の桜
246熊本地震後の塚原古墳群
247岩戸山古墳と八女丘陵
248賀茂神社の古墳と浮羽の春
249再び高松塚古墳の被葬者
250静かなる高麗寺跡
251恭仁京・一瞬の夢
252瓦に込めた聖武帝の願い
253橘諸兄左大臣、黄泉の国に遊ぶ
254新薬師寺・光明子の下心
255 東大寺は興福寺と並ぶ
256平城京と平安京
257蘇我氏の本貫・寺・瓦窯・神社
258ホケノ山古墳の周辺
259王権と高市皇子の苦悩
260隅田八幡・人物画像鏡
大化改新後、武蔵大国魂神社は総社となる
262神籠石式山城の築造は中大兄皇子か?
263天智天皇は物部系の皇統か
264古今伝授柿本人麻呂と持統天皇の秘密
265消された饒速日の王権
266世界遺産になった三女神
267氏族の霊魂が飛鳥で出会う
268人麻呂の妻は火葬された
269彷徨える大国主命
270邪馬台国論争なぜ続くのか
271長屋王の亡骸を抱いた男・平群廣成
272吉武高木遺跡と平群を詠んだ倭建命
273大型甕棺の時代・吉武高木遺跡
274 古代の測量の可能性・飛鳥
275飛鳥・奥山廃寺の謎
276左大臣安倍倉梯麿の寺と墓
277江田船山古墳と稲荷山古墳
278西原村は旧石器縄文のタイムカプセル
279小水城の不思議な版築
280聖徳太子の伝承の嘘とまこと
281終末期古墳・キトラの被葬者
282呉音で書かれた万葉集と古事記
283檜隈寺跡は宣化天皇の宮址
285天香具山と所縁の三人の天皇
286遠賀川流域・桂川町の古墳
287筑後川流域の不思議神社旅・田主丸編
288あの前畑遺跡を筑紫野市は残さない
289聖徳太子の実在は証明されたのか?
290柿本人麻呂が献歌した天武朝の皇子達
291黒塚古墳の三角縁神獣鏡の出自は?
292彷徨う三角縁神獣鏡・月ノ岡古墳
293彷徨える三角縁神獣鏡?赤塚古墳
294青銅鏡は紀元前に国産が始まった!
295三角縁神獣鏡の製造の時期は何時?
296仙厓和尚が住んだ天目山幻住庵禅寺
297鉄製品も弥生から製造していた
298沖ノ島祭祀・ヒストリアが謎の結論
299柿本人麻呂、近江朝を偲ぶ
300持統天皇を呼び続ける呼子鳥
301額田王は香久山ではなく三輪山を詠む
302草壁皇子の出自を明かす御製歌
303額田王は大海人皇子をたしなめた
304天智帝の皇后・倭姫皇后とは何者か
305持統天皇と倭姫は同じ道を歩いた
306倭京は何処にあったのか
307倭琴に残された万葉歌
308蘇我氏の墓がルーツを語る
309白村江敗戦後、霊魂を供養した仏像
310法隆寺は怨霊の寺なのか
311聖徳太子ゆかりの法隆寺が語る古代寺
312法隆寺に残る日出処天子の実像
313飛鳥の明日香と人麻呂の挽歌
315飛ぶ鳥の明日香から近津飛鳥への改葬
316孝徳天皇の難波宮と聖武天皇の難波宮
317桓武天皇の平安京遷都の意味をよむ
318難波宮の運命の人・間人皇后
319間人皇后の愛・君が代も吾代も知るや
320宇治天皇と難波天皇を結ぶ万葉歌
321孝徳・斉明・天智に仕えた男の25年
322すめ神の嗣ぎて賜へる吾・77番歌
323卑弥呼の出身地を混乱させるNHK
324三国志魏書倭人伝に書かれていること
325冊封体制下の倭王・讃珍済興武の野望
327古代史の危機!?
和歌山に旅しよう
2018の夜明けに思う
日の出・日没の山を祀る
328筑紫国と呼ばれた北部九州
329祭祀線で読む倭王の交替
330真東から上る太陽を祭祀した聖地
331太陽祭祀から祖先霊祭祀への変化
332あまたの副葬品は、もの申す
333倭五王の行方を捜してみませんか
334辛亥年に滅びた倭五王家
335丹後半島に古代の謎を追う
346丹後半島に間人皇后の足跡を追う
345柿本人麻呂は何故死んだのか
346有間皇子と人麻呂は自傷歌を詠んだ
347白山神社そぞろ歩き・福岡県
348脊振山地の南・古代豪族と倭国の関係
349筑紫君一族は何処へ逃げたのか
350九州神社の旅
351九州古代寺院の旅
352日田を歩いたら見える歴史の風景
353歴史カフェ阿蘇「聖徳太子のなぞ」
354遠賀川河口の伊豆神社
355邪馬台国の滅亡にリンクする弥生遺跡
356甕棺墓がほとん出ない宗像の弥生遺跡
357群馬の古墳群から立ち上る古代史の謎
358津屋崎古墳群・天降天神社の築造年代
359倭王たちの痕跡・津屋崎古墳群
360大宰府の歴史を万葉歌人は知っていた
361 六世紀の筑後に王権があったのか
362武内宿禰とは何者か
363神籠石が歴史論争から外され、更に・
364 令和元年、万葉集を読む
365令和元年・卑弥呼が九州から消える
366金象嵌の庚寅銘大刀は国産ではない?
367謎だらけの津屋埼古墳群と宗像氏
368 北部九州で弥生文化は花開いた
369・令和元年、後期万葉集も読む
370筑紫国造磐井の乱後の筑紫
371三国志の時代に卑弥呼は生きていた
372古代史の謎は祭祀線で解ける
373歴史は誰のものか・縄文から弥生へ
374令和元年こそ万葉集を読み解こう
375大伴家持、万葉集最終歌への道
376神社一人旅はいかがですか
377花の写真はいかがですか
378杵島曲が切り結ぶ有明海文化圏と関東
379万葉集巻二十は鎮魂と告発の歌巻
380関東の神社は、政変を示しているのか
381九州の古墳の不思議と謎
382松浦佐用姫は何故死んだのか
383令和三年の奇跡を祈りましょう
384歴史は誰のものか・弥生から古墳へ
法隆寺
大塚初重氏の仕事
385万葉集を片手に旅ゆけば
386今城塚古墳の謎・物語が見えない
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