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祭祀線で読み解く・高良玉垂命の目的は?

8 高良玉垂命の目的は何
(ア)高良大社
 日ノ岡古墳・寺徳古墳・下馬場古墳・高良大社と続くライン上の高良大社は、式内社で筑後国の一ノ宮である。
 高良大社は、高良玉垂命神社または高良玉垂宮ともいわれ、仁徳天皇の五十五年(367年)、または仁徳天皇七十八年(390年)鎮座。履中天皇元年(400年)創建と伝えられる。延喜式神名帳には「高良玉垂命神社」とある。もと高木神(高御産巣日神・高牟礼神)が鎮座していたが、高良玉垂命が一夜の宿として山を借りたいと申し出、高木神が譲ったら、玉垂命は結界を張り鎮座したという。山の名も高牟礼から高良となった。元の氏神は、二の鳥居の手前の高樹神社に鎮座している。奇妙な言い伝えである。地元のブログにも書き込まれているくらいだから、周知の事なのだ。まるで、高木神が詐欺に会われたみたいではないか。

 結界とは、どんなものを言ったのだろう。高良山には、神籠石という何時何の目的で造られたか分からない列石がある。長方形の花崗岩はかなり重く、何キロも並べるなど、そうそうにできる仕事ではない。それらが、まるで結界のように高良玉垂宮の麓から、宮を取り囲むように並んでいる。この事と関係があるのだろうか。しかも、列石は一夜にして作れるものではない。
 高良大社は、権現造りでは九州最大の建築物であり、耳納山地の最西端に鎮座する。御祭神の高良玉垂命は、武内宿禰とも藤大臣とも月神とも言われ、諸説がある。高良玉垂命の墓と伝わる高良御廟塚が、三潴町大字塚崎にある。二十メートルの円墳である。水沼君の崇める神と聞く。と、すると、高木神を騙したのは、水沼君だろうか。
(イ)水間君
 水沼君は日本書紀にも登場する。筑後川河口の平野に栄えたらしい。水沼君の墓と伝わるのは、御塚(おんづか)古墳である。鬼塚ともいう。百二十メートルを超える帆立貝式前方後円墳で、辺りには、権現塚、イロハ塚など四十基以上の古墳が点在している。五世紀後半造営、武人埴輪も出土したという。近くには、「鬼夜」という行事で有名な大善寺玉垂宮がある。高良玉垂宮とも深い関係の神社だそうである。
 景行天皇の子孫という国乳別皇子(水沼別)は、筑紫の豪族の始祖という。この皇子が祭られているのは、塚崎にある町内最古の弓頭神社である。皇子の墓と言われる烏帽子塚古墳(南北100m・周囲720m)も塚崎にあり、大古墳だったたらしいが、今は壊されてなくなった。旧三潴郡が、水沼君の本拠地だった事は分かる。が、古事記にも日本書紀にも登場しない氏神(高良玉垂命)が、高木神を高牟礼山から降ろしたとは。

(ウ)高木神と高良玉垂神と武内宿禰
 高木神を祭っていた氏族として考えられるのは、筑紫国造(筑紫君)磐井だ。
 高良大社の西、高良山の麓には御井という地があり、古く国府が置かれた処でもある。そこに、磐井の井戸と伝わる井戸がある。土地の人は深く信仰し、祭りにも使われてきた。「磐井の乱」の最後の戦いも、この御井の辺りである。磐井の本拠地は何処だったのだろうか。耳納山地が磐井の勢力下だったことはうなずける。自分の鎮座地を奪われたのに、高木神が無抵抗であるのも不思議だが、祀っていた氏族・磐井が戦いに敗れたのなら仕方ないだろう。

 高木神の後に鎮座した水沼君の祖と伝わる高良玉垂命は、武内宿禰との言い伝えもあるが、その廟(?)として祭られているのが、高良大社の奥の院である。今も大切に祭られていると聞いて訊ねてみると、高良大社の一キロばかり東南の斜面に社があった。決して、広くない空間である。水場にもなっていて、信心厚い人が訪れているようだ。中世には、征西将軍懐良親王の陣にもなったと伝わる。狭い斜面には、武内宿禰を連想出来るものは何も見出せないが、戦うための山城には、水は不可欠のものである。水場として使われたのだろうか。高良山の辺りは、古代から中世・戦国時代まで戦場になった。水場として確保されたのなら大事な場所であろう。

 高良大社が水沼君と深くかかわり、戦場となることが多かった高良山稜線上にあり、高木神と入れ替わったという伝承を持ち、六世紀後半の古墳と結びつくとすれば、その鎮座時期は六世紀半ば以後となるだろうか。そして、鎮座された目的は「水沼君の守護?」だろうか。それが、十世紀に式内社に奏上された時「国家守護」の神に変わった。「高良の高良たる由縁」と皇室の尊崇篤かったのは、そういう事だろうか。
 古代の王や有力者達は、海抜の高い山を祖先の魂が天に昇る霊地として崇敬したようだ。そして、居住地の近くの山を使って、霊地とつなぐ手掛かりとしたり、山当てをしたりして、墓地や神社の造営地を決めた。だから、大事なポイントに氏神を祀った。と、少しずつだが、はっきりしてきたのではないか。有力者が入れ替われば、氏神も入れ替わる。そのため、筑紫君の神と水間君の神が、交錯してしまったのだろう。

(エ)最高峰は釈迦岳 しかし、である。九州北部の最高峰は釈迦岳(1231m)で、しかも福岡県南部の筑後地方の山である。御前(権現)岳(1209m)も近くに並び、同じく近くに渡神山(1150m)もある。釈迦岳に登ると、御前岳と渡神山の山頂が左右に来る。地図でも調べても、三山の山頂は一列に並び、釈迦岳ラインは耳納山地の高良山(312m)を通過し、耳納山地の西の端、高良大社に当たる。見事である。
 同時に新たな疑問もでてきた。高良大社に当たるという事は、当然、このラインを意識して、神社を造営したことになる。では、それは何時? それ以前の古代の首長達には、釈迦岳や御前岳の存在は遠かったのだろうか。それとも、高木神も釈迦岳を背負って鎮座されていたのだろうか。高木神が高良玉垂神に一夜の宿として譲ったという伝承が本当なら、同じ場所に鎮座されていたことになる高木神を守護神とした豪族も、釈迦岳を神の山として崇めていたとなる。しかし、どのようにこの事を証明できるだろう。この事は、心に止めて次に進もう。答えは、何処かに転がっていると思う。
 
 確認しておくが、私がラインを引くのは地図の上である。それも、当然ながら地図上に記されている古墳や、遺跡や、山頂を結んでいる。更に付け加えれば、五万分の一の地図(国土地理院)を糊でつなぎ合わせた広い微妙なズレの可能性もある代物の上に、ボールペンや鉛筆で引く線である。また、市販されている県別の道路地図を組み合わせて、場所と固有名詞の表記を確認している。パソコンで調べるのは、緯度と経度。それも、カーソルを当てる位置が適当かどうか悩みながらである。これが二万五千分の一の地図になると、線が引きにくい。遠くの山を見ながら結んだであろうラインは、広い山頂から一点を選ぶには微妙なずれや、到達する古墳の大きさに左右され過ぎる。曖昧だが方向性がはっきりする五万分の一の地図が、ラインを引いて調べる場合は適当である。

こんな条件の中だが、ライン上に登場する地名・神社・遺跡は名だたる名所旧跡が多いので、筆者自身も少々戸惑っている。しかし、地図に書き込まれているのは、そういう所である。しかし、地図記号だけの神社でも、歴史や由緒のあるところは数多くある。
それは、それぞれの地方で編纂されたパンフレットなどを見て確認している。地図を何度も片付けたが、気になっていたことが急に解決に向かって展開すると、再び地図から目が離せないようになる。
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by tizudesiru | 2011-09-23 22:43 | 8祭祀線で分かる高良玉垂命の目的 | Trackback(20)
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地図に引く祭祀線で分かる隠れた歴史


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197光明子の苦悩と懺悔
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204和気王の謀反
204吉備真備の挫折と王朝の交替
205藤原宮の御井の歌
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209石舞台・都塚・坂田寺
210石川麿の山田寺
211中大兄とは何者か
212中大兄の遅すぎる即位
213人麻呂、近江京を詠む
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216小郡市埋蔵文化財センター
217熊本・陣内廃寺の瓦
218熊本の古代寺院・浄水寺
219法起寺式伽藍は九州に多い
220斑鳩の法輪寺の瓦
221斑鳩寺は若草伽藍
223古代山城シンポジウム
224樟が語る古代
225 九州の古代山城の不思議
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232岩戸山古墳の歴史資料館
233似ている耳飾のはなし
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235 基肄城の水門石組み
236藤ノ木古墳は6世紀ですか?
237パルメットの謎
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239神籠石は消された?
240藤原鎌足の墓
240神籠石の水門の技術
241神籠石と横穴式古墳の共通点
242紀伊国・玉津島神社
243 柿本人麻呂と玉津島
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247岩戸山古墳と八女丘陵
248賀茂神社の古墳と浮羽の春
249再び高松塚古墳の被葬者
250静かなる高麗寺跡
251恭仁京・一瞬の夢
252瓦に込めた聖武帝の願い
253橘諸兄左大臣、黄泉の国に遊ぶ
254新薬師寺・光明子の下心
255 東大寺は興福寺と並ぶ
256平城京と平安京
257蘇我氏の本貫・寺・瓦窯・神社
258ホケノ山古墳の周辺
259王権と高市皇子の苦悩
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大化改新後、武蔵大国魂神社は総社となる
262神籠石式山城の築造は中大兄皇子か?
263天智天皇は物部系の皇統か
264古今伝授柿本人麻呂と持統天皇の秘密
265消された饒速日の王権
266世界遺産になった三女神
267氏族の霊魂が飛鳥で出会う
268人麻呂の妻は火葬された
269彷徨える大国主命
270邪馬台国論争なぜ続くのか
271長屋王の亡骸を抱いた男・平群廣成
272吉武高木遺跡と平群を詠んだ倭建命
273大型甕棺の時代・吉武高木遺跡
274 古代の測量の可能性・飛鳥
275飛鳥・奥山廃寺の謎
276左大臣安倍倉梯麿の寺と墓
277江田船山古墳と稲荷山古墳
278西原村は旧石器縄文のタイムカプセル
279小水城の不思議な版築
280聖徳太子の伝承の嘘とまこと
281終末期古墳・キトラの被葬者
282呉音で書かれた万葉集と古事記
283檜隈寺跡は宣化天皇の宮址
285天香具山と所縁の三人の天皇
286遠賀川流域・桂川町の古墳
287筑後川流域の不思議神社旅・田主丸編
288あの前畑遺跡を筑紫野市は残さない
289聖徳太子の実在は証明されたのか?
290柿本人麻呂が献歌した天武朝の皇子達
291黒塚古墳の三角縁神獣鏡の出自は?
292彷徨う三角縁神獣鏡・月ノ岡古墳
293彷徨える三角縁神獣鏡?赤塚古墳
294青銅鏡は紀元前に国産が始まった!
295三角縁神獣鏡の製造の時期は何時?
296仙厓和尚が住んだ天目山幻住庵禅寺
297鉄製品も弥生から製造していた
298沖ノ島祭祀・ヒストリアが謎の結論
299柿本人麻呂、近江朝を偲ぶ
300持統天皇を呼び続ける呼子鳥
301額田王は香久山ではなく三輪山を詠む
302草壁皇子の出自を明かす御製歌
303額田王は大海人皇子をたしなめた
304天智帝の皇后・倭姫皇后とは何者か
305持統天皇と倭姫は同じ道を歩いた
306倭京は何処にあったのか
307倭琴に残された万葉歌
308蘇我氏の墓がルーツを語る
309白村江敗戦後、霊魂を供養した仏像
310法隆寺は怨霊の寺なのか
311聖徳太子ゆかりの法隆寺が語る古代寺
312法隆寺に残る日出処天子の実像
313飛鳥の明日香と人麻呂の挽歌
315飛ぶ鳥の明日香から近津飛鳥への改葬
316孝徳天皇の難波宮と聖武天皇の難波宮
317桓武天皇の平安京遷都の意味をよむ
318難波宮の運命の人・間人皇后
319間人皇后の愛・君が代も吾代も知るや
320宇治天皇と難波天皇を結ぶ万葉歌
321孝徳・斉明・天智に仕えた男の25年
322すめ神の嗣ぎて賜へる吾・77番歌
323卑弥呼の出身地を混乱させるNHK
324三国志魏書倭人伝に書かれていること
325冊封体制下の倭王・讃珍済興武の野望
327古代史の危機!?
和歌山に旅しよう
2018の夜明けに思う
日の出・日没の山を祀る
328筑紫国と呼ばれた北部九州
329祭祀線で読む倭王の交替
330真東から上る太陽を祭祀した聖地
331太陽祭祀から祖先霊祭祀への変化
332あまたの副葬品は、もの申す
333倭五王の行方を捜してみませんか
334辛亥年に滅びた倭五王家
335丹後半島に古代の謎を追う
346丹後半島に間人皇后の足跡を追う
345柿本人麻呂は何故死んだのか
346有間皇子と人麻呂は自傷歌を詠んだ
347白山神社そぞろ歩き・福岡県
348脊振山地の南・古代豪族と倭国の関係
349筑紫君一族は何処へ逃げたのか
350九州神社の旅
351九州古代寺院の旅
352日田を歩いたら見える歴史の風景
353歴史カフェ阿蘇「聖徳太子のなぞ」
354遠賀川河口の伊豆神社
355邪馬台国の滅亡にリンクする弥生遺跡
356甕棺墓がほとん出ない宗像の弥生遺跡
357群馬の古墳群から立ち上る古代史の謎
358津屋崎古墳群・天降天神社の築造年代
359倭王たちの痕跡・津屋崎古墳群
360大宰府の歴史を万葉歌人は知っていた
361 六世紀の筑後に王権があったのか
362武内宿禰とは何者か
363神籠石が歴史論争から外され、更に・
364 令和元年、万葉集を読む
365令和元年・卑弥呼が九州から消える
366金象嵌の庚寅銘大刀は国産ではない?
367謎だらけの津屋埼古墳群と宗像氏
368 北部九州で弥生文化は花開いた
369・令和元年、後期万葉集も読む
370筑紫国造磐井の乱後の筑紫
371三国志の時代に卑弥呼は生きていた
372古代史の謎は祭祀線で解ける
373歴史は誰のものか・縄文から弥生へ
374令和元年こそ万葉集を読み解こう
375大伴家持、万葉集最終歌への道
376神社一人旅はいかがですか
377花の写真はいかがですか
378杵島曲が切り結ぶ有明海文化圏と関東
379万葉集巻二十は鎮魂と告発の歌巻
380関東の神社は、政変を示しているのか
381九州の古墳の不思議と謎
382松浦佐用姫は何故死んだのか
383令和三年の奇跡を祈りましょう
384歴史は誰のものか・弥生から古墳へ 
法隆寺
大塚初重氏の仕事
385万葉集を片手に旅ゆけば
386今城塚古墳の謎・物語が見えない
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